お金の豆知識

今回は社会保険について少々。

社会保険とは、健康保険と厚生年金保険の２つのことを指します。

国民健康保険ですか？社会保険ですか？と聞かれたりすると思うので社会保険とは「健康保険」の種別のことと思いがちですが、「厚生年金」も含まれます。日本年金機構という国の組織が統括しています。

社保と国保の保険料はそれぞれ年収や世帯収入によって算出されます。社会保険の方は会社も同額負担して納付していますが、国民年金は収入にかかわらず一律です。厚生年金は収入に応じて掛金が変動し、こちらも会社が半額負担するという決まりがありますので、ご自分が毎月のお給料から引かれている金額と同額を会社が負担し、その合計額を納めています。月収にもよりますが、健康保険も年金も社会保険の方が国民健康保険や国民年金よりも掛金が多いので、受け取り年金や、医療費負担額などに違いが出ます。

ですので自営業などで社会保険に加入できない方は年金基金などに加入して老後の備えとしている人もいらっしゃいます。

お給料から控除される金額をみると本当に高いな、と思いますが、いざ病院にかかったり、年金の受け取り時期にくると、この仕組みの恩恵を感じることでしょう。

社会全体で必要な人をサポートする仕組みなので、保険料はきちんと収めましょう。